衛生推進者に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
衛生管理者は何点で合格?科目ごとの40%足切りと合計60%
衛生管理者試験の合格基準は、科目ごとの得点が40%以上で、かつ合計が60%以上です。第一種は関係法令と労働衛生が「有害業務に係るもの」と「それ以外」に分かれていて、範囲ごとに40%が必要です。「合計で6割取ればいい」と思っていると、1つの区分の取りこぼしで落ちます。
第一種:区分ごとの最低ライン
結論
合計のラインは第一種240点(400点中)・第二種180点(300点中)。第二種は30問中18問、各科目4問以上が目安です。第一種は配点が問題によって違うため、合計のラインは26〜28問の正解に当たります。どちらも全区分で最低正解数を越えることが先です。
| 科目 | 出題・配点 | 最低ライン(40%) |
|---|---|---|
| 法令(有害) | 10問・80点 | 32点=4問(6問まで落とせる) |
| 衛生(有害) | 10問・80点 | 32点=4問(6問まで落とせる) |
| 法令(一般) | 7問・70点 | 28点=3問(4問まで落とせる) |
| 衛生(一般) | 7問・70点 | 28点=3問(4問まで落とせる) |
| 労働生理 | 10問・100点 | 40点=4問(6問まで落とせる) |
第一種は44問・400点。有害業務に係る2区分は1問8点、それ以外の区分は1問10点です。40%のラインを点数で見ると、問題数の少ない区分ほど余裕がありません。最低正解数だけを全区分でそろえても合計18問で、合計のライン240点には届かないので、足切りを越えたうえで上積みが必要です。
第二種:科目ごとの最低ライン
| 科目 | 出題・配点 | 最低ライン(40%) |
|---|---|---|
| 関係法令 | 10問・100点 | 40点=4問(6問まで落とせる) |
| 労働衛生 | 10問・100点 | 40点=4問(6問まで落とせる) |
| 労働生理 | 10問・100点 | 40点=4問(6問まで落とせる) |
第二種は30問・300点で、どの問題も1問10点です。合計のラインは180点=18問。3科目それぞれ4問以上を確保したうえで、合計18問以上を正解すれば合格です。
合計点が足りていても落ちる例
第二種で、関係法令10問・労働衛生10問を全問正解しても、労働生理が3問以下なら不合格です。このときの合計は230点で、合計のライン180点は越えています。それでも、労働生理が40%に届かないので落ちます。
第一種なら、得意な区分で満点近く取っても、有害業務の関係法令(10問)で3問しか取れなければ不合格です。有機溶剤や特定化学物質の規則は数字が多い範囲なので、後回しにしないよう注意が必要です(有害業務の関係法令の覚え方)。
第一種の「26〜28問」の意味
第一種で合計240点を取るのに必要な正解数は、どの問題で点を取ったかで変わります。 1問10点の問題を多く取れば26問で届き、1問8点の問題に偏ると28問必要です。本番で配点の内訳まで計算する必要はありません。全区分で最低正解数を越え、合計で28問以上を目標にすれば安全側です。
試験時間と結果の受け取り方
試験時間は第一種・第二種とも3時間(13:30〜16:30)。労働生理の科目免除者は2時間15分です。結果は合格なら「免許試験合格通知書」、それ以外は「免許試験結果通知書」で届きます。受験後に勉強を続けるかどうか迷う人は落ちた人が次までにやることも参考にしてください。
当サイトの本番形式の模試(有料機能)は、第一種44問・第二種30問を本番と同じ科目構成・配点で採点し、区分ごとの40%と合計60%の両方を判定します。ただし出題は○×形式で、本番の五肢択一とは形式が違います。
本番形式の問題で確かめる
この記事の範囲から、本番と同じ五肢択一を3問。選ぶと正誤と解説が出ます(学習の記録には残りません)。
事務所衛生基準規則に定める事務室の換気、温度及び燃焼器具に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
循環・呼吸・血液に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
関連する分野を練習する
よくある質問
衛生管理者は何点取れば合格ですか?
合計で60%以上(第一種240点・第二種180点)、かつ科目ごと(第一種で範囲が分かれている科目は範囲ごと)に40%以上です。どちらか一方でも満たさないと不合格です(安全衛生技術試験協会「第一種・第二種衛生管理者」の合格基準)。
第一種は何問正解すれば合格ですか?
第一種は有害業務の問題が1問8点、それ以外が1問10点で、配点が違います。全区分で最低ラインを満たしたうえで、合計240点に届く正解数は26〜28問です。28問正解していれば、どの問題で取ったかに関係なく合計のラインを越えます。
合計が60%を超えていても落ちることはありますか?
あります。協会のよくある質問でも「得点の合計が60%であっても、ある科目の得点が40%未満となると不合格」と明記されています。1区分でも40%を下回れば不合格です。
関連する記事
出典
数値・条文は次の一次資料で確認しています(確認日は本文の注記のとおり)。
このサイトは公益財団法人安全衛生技術試験協会とは関係のない学習用サービスです。法令の解釈や会社での運用は、所轄の労働基準監督署や専門家(社会保険労務士など)に確認してください。編集方針